直接的な原油価格高騰のダメージを受ける分野が多数生まれた一方、間接的なダメージを受けた企業は更に数多存在します。
外食産業もそのひとつと言えるでしょう。
ほとんどの産業においては、何らかの形で運輸業とつながっているので、原油価格の動向の余波を受けない仕事というのはほとんどないのですが、この外食産業は特にそれが大きいようです。
材料の配達は運輸業の全体的な値上げの影響を受けますし、材料も魚を中心に、仕入れが難しくなっています。
ただ、これらの事はまだどうにかなる範囲でしょう。
問題は、客足が鈍っているという点です。
原油価格の高騰によってガソリン価格が跳ね上がりましたが、その影響で外出する人の数や頻度が激減したのです。
そうなれば当然、外食産業には致命的となります。
特に、寿司屋は漁業の打撃と運輸の打撃をダブルパンチで受ける状況で、かなり厳しい状況を余儀なくされました。
一方、外食産業の中でも、駅周辺やショッピングセンター内の店舗においては、あまり影響が出ていないようです。
運賃に変更のない電車を利用する客層のお店や、買い物に来た客を取り込む店舗に関しては、ガソリン高騰は関係ないので、当然の結果ではあります。
ただ、こういった差異によって更に二極化が進み、外食産業の動向にも大きな変化が訪れることは間違いありません。
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