2000年代に入り、そして後半にさしかかってきたところで、世界的な原油の需要は大きく増大しています。
特に、その需要が増えているのは、中国とアメリカです。
現在、石油市場はこの2大大国によって支配されているといっても過言ではないくらいです。
この需給バランスの崩壊もまた、原油価格の動向に大きな影響を与えました。
中国の石油需要は、1990年代後半まではかなり少なく、人口ではかなりの差があるにもかかわらず、日本の方が上でした。
しかし2000年代に入るとほぼ横並びとなり、2003年には逆転。
現在では圧倒的に中国の石油需要が上となっています。
日本はこの15年でさほど大きな変化はなく、いかに中国の石油需要が高まったかという事を表していると言って良いでしょう。
しかも、この伸びは今なお続いており、2010年代も加速を続けていくと言われています。
こういった、特定の国による需要の急激な上昇は、需給バランスを大きく崩し、結果原油価格の高騰に繋がります。
需要が高まるだけでなく、特定の国の需要が高まっているという点が問題で、供給側としても、当然それだけ勢いのある国に対しては足元を見るわけで、結果的にオイルマネーは途方もない額に膨れ上がってしまいました。
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