原油価格高騰の問題は、日本でも盛んに取り上げられました。
ただ、日本で特に報道されたのは、ガソリン価格の動向、すなわち高騰問題です。
ガソリンは原油を原材料とするので、当然このふたつはリンクするのですが、日本における報道はガソリンに終始していました。
それは、やはりガソリンが一般人に最も馴染みのあるエネルギーだからでしょう。
重油や灯油などは、一部の企画などで取り上げられる事はあっても、大々的なニュースとなる事はなく、多くの日本人にとっては原油価格高騰=ガソリン価格高騰という図式が成り立っているのではないかと思います。
そのためか、日本が受けた原油価格高騰の影響も、多くの人が「ガソリンが高くなった」と答えているようです。
実体経済の動向への影響というよりは、車に乗りづらくなったというのが第一印象としてあるというのが本音の部分かと思います。
ただ、ガソリンとは違うところでの影響も、実際には体験している人が多いのも事実です。
たとえば、海外旅行。
日本では、2000年代に入って海外旅行ブームが起こっていました。
お手軽価格で海外に遊びに行けるプランが多数用意され、海外旅行の持っていた高級感、あるいは非日常感といったものがなくなり、垣根が取り払われ、いつでも海外に行けるという状態になっていました。
しかし、今回の原油価格高騰により、海外旅行にかかるコストが激増。
燃油サーチャージ、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
飛行機を使った海外旅行の際は、運賃とは別建てでこの燃油サーチャージに料金が発生します。
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