原油価格は、金融商品の一つでもあり、経済市場におけるバランス指標でもある為、ある程度の安定は約束されていました。
他の金融商品となる指数や価格と比べると、ある程度強い波はありましたが、それでも一定のラインは確保されていたと言えます。
しかし2000年代に突入し、そのラインはやすやすと突破されました。
原油価格の高騰です。
この動向には、世界各国から大きな注目が集まり、同時に懸念の声が広がりました。
というのも、原油価格が与える影響の範囲は、経済全般に及ぶからです。
直接的な打撃を受けるガソリンや灯油を利用した産業はもちろん、それらの産業と密に結びつく産業が雪崩式に打撃を受け、大きな経済問題へと発展したのです。
特に目立った同行を見せたのは、2004年以降ですね。
2000年代に突入し、それまでは10,000~15,000円/klの範囲に収まっていた原油価格が急に15,000~20,000円に突入したかと思うと、2004年以降は20,000円/klをゆうに突破し、30,000、40,000という数字が当たり前のように出されるまでに至りました。
2006年から2007年にかけては50,000円/kl前後での推移が続き、2008年夏には100,000円/kl近いところまで跳ね上がってしまったのです。
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